娘と一緒にお風呂に入っていた時の出来事です。
「パパ、私は有名で大きな会社の社長になりたい。」
私が頭を洗っていると娘が話しかけてきました。
私の娘は現在10歳です。一部上場企業の会社の社長になる事はとても難しい事位はそろそろ教えていかないといけません。
「大企業の会社の社長になるのは凄く難しいんよ。でも安心して俺には未来が見えるから。
12年後、あなたが大学を卒業して有名な会社じゃないかもしれないけど楽しく仕事して周りを幸せにしている姿が見える。」
娘が別に大きな会社に入らなくても仕事を頑張って楽しく働けていたら私は満足です。
「いやいや、私は有名で大きな会社の社長になりたいんよ!」
強く否定してきました、ただ娘がそこを目指すなら当然応援します。
「いいと思うよ、それなら勉強も仕事も頑張らんとな」
「でもやっぱり社長じゃなくて部長にしよう」
心変わりの速きこと風の如しです。
ただ何故部長なのでしょうか?素直に疑問をぶつけてみました。
「なんで部長なん?」
「部長だったら仕事の事を色々考えなくていいから」
ザ・あまちゃんです。間違えました、ジ・AMATYANですね。
「甘い甘い、部長も同じくらい仕事の事を考えんとなれんわ」
「そうかー」
娘が少し落ち込みだしました。まだ10歳の娘にはここで現実をはっきりみせるよりかは希望を持たせて頑張らせた方がいいかもしれません。
「でも何で大きな会社がいいの?給料がいいから?」
話しを変えてみました。
「大きな会社の方がイケメンがいっぱいおるやんか」
ジ・AMATYANですね。
「そんな会社ないわ、今の会社は俺が一番男前位や。」
「じゃあ、パパの会社でアンケート取るよ」
我が家はアンケート好きです。
「どんなアンケート?」
娘は一体どんなアンケートを取るのでしょうか?少し興味が湧いてきました。
「パパは会社で一番男前ですか?選択肢は2つよ、いいえ、絶対無理です」
絶対無理です?よくわかりませんが会社の人に言っておこうと思います。
エレベータを降りて品の悪そうな小学生がいたら無視するように。
話しがよく分からなくなってしまいましたが娘は父親が大好きなようです。