私のブログ

娘と一緒にテレビを見ていた時の出来事です。

その日は仕事が早く終わり居間でゆっくり家族で寛いでいました。

バラエティー番組にアイドルが出ていて自分のブログの話をしていました。

そのアイドルは料理が好きらしくブログには料理を作った写真やその料理のレシピを公開していました。

それを見ていた娘が私に聞いてきました。

「パパはどんなブログ書いとん?」

普段妻と自分が書いたブログの話をたまにする事があるため私がブログを書いている事が娘にばれてしまったようです。

正直に言ってしまうと身の破滅です。

妻の悪口とモテたい話しかないブログがばれると娘からの尊敬を勝ち取る事ができません。

「家族の日常の事よ。今日はどこにいきました、こういう事をしました、楽しかったですよ。みたいな事しか書いてないわ。」

それを聞いて娘は不審な顔をしました。

「じゃあ何でネタ帳書いとんよ。パパのネタ帳に『脂肪の塊』って書いとったよ。」

「それに何で私が悔しがって地面を叩いている写真を撮るんよ。」

いつの間にか娘にネタ帳を見られてしまったようです。

「それにパパの検索した履歴を見たら『妻と娘 寂しい』ってのが有ったけどどういう事なんよ!!」

もう一生、娘に携帯を貸さないでおこうと誓った一日でした。

頭の中

一週間ほど前の出来事です。

車で20分程離れたラーメン屋に家族3人で食事に行きました。 ラーメンを注文した瞬間に私はふと呟きました。

「皆、何を考えて生きているのかな?」

40手前になり人生を考えることが多くなってきました。人生80年と考えてもほぼ半分を生きてきました。

これからは身を正して生きていかないといけません。

その言葉を聞いて8歳の娘が言いました。

「パパはモテたいだけやろ。」

確かにその通りです。

「まあな7割はそうよ。」

「じゃあ残りは何?」

「うーん、2割は酒、残り1割はタバコかな。」

その言葉の後に娘が憤りながら強い口調で言いました。

「家族の事は!」

完全に忘れていました。

「娘は0.1割、妻はなしかな。」

「どうなっとんよ!」

事実を言ってしまい流石に娘も怒り出しました。 私もふと娘の頭の中の占有率が気になり聞いてみました。

私は人間性が素晴らしいため娘の頭の中の3割は父親を占めている事でしょう。

「頭の中を何が占めているかパパに教えてくれん?」

娘に聞いてみました。

「学校1割、友達1割、食べる事2割、ゲーム2割、パパは0.5、お母さん0.5」

パパは0.5には引っ掛かりましたが、とりあえず全部聞いてみる事にしました。

「残りは?」

「唐揚げ3割」

娘の頭の中はどうやら唐揚げを含めると食べる事が5割のようでした。

ちなみに体型から判断すると妻の頭の中は食べる事が7割を占めています。

娘の一言

私の家には車が1台しかありません。

私は平日休みが多いため、土日休みが多い妻とは中々休みが合いません。

そのため私が車を使う日は車で妻を職場まで送っていきます。

それから夕方になると娘を学童まで迎えに行き妻の職場の駐車場で仕事が終わるのを待ちます。

待っている時間は長く感じる為、駐車場に妻の姿が見えるのを今か今かと待ちわびます。

妻は工場に勤めていて工場は駐車場と隣接しているため、工場から出るとすぐ駐車場から妻の姿が見えます。

妻の姿が見えると娘は必ず一言添えます。

「パパ、変なのが来たよ。」

これはまだ優しい方です。

「パパ、豚が来たよ。」

まだまだ優しいです、極めつけは

「パパ、脂肪の塊が来たよ。」

娘は多分、自分の母親という事を忘れているのではないかと思われます。

言霊

言葉はとても重要です。言葉はよく言霊と言われます。

言霊とは、古代日本で言葉に宿っていると信じられていた不思議な力のことで「言葉には、発した言葉どおりの結果になる力がある」とされていました。

発せられた言葉は、主語が他人であっても関係なく、自分のものとして脳に捉えられ、インプットされていきます。

このお話は心理学的に実証されているそうです。心理学では、

認知的不協和という性質が人間には備わっているとしています。

認知的不協和とは、自分の認知と自分の行動を合わせようとする性質を表しており、ポジティブな言葉を話すのか、ネガティブな言葉を話すのかによって、認知がどちらかに傾きます。

自分の言ったことと、自分の行動を人間は一致させようとするので、言葉には言霊があるとも言えるそうです。

私も38歳になった為、普段使っている言葉を見直し自分を律していかないといけません。

私が普段よく使う言葉ベスト3を考えてみました。

1位は当然

「お疲れさまです。」

そのひとの疲れに「お」をつけて「さま」までつけて、とても素敵な言葉だと思います。誰だってそれぞれ悩みを抱えて大変な毎日を送っていると思います。そういった気持ちを少しでも癒したいという思いも含めて相手に「お疲れ様です。」

2位は

「おはようございます。」

朝の挨拶はとても大切だと思います。挨拶をすることは自らの心を開き、相手を認めるということです。

人は誰しも認められたいという欲求を持っています。

相手のことを認めるということは、相手だって嫌な気持ちはせず、嬉しい気持ちになります。

この1位、2位は社会人であれば、ほぼ一緒かなと思います。3位は結構人によって分かれるので3位が重要かなと思います。

私の3位は

「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対。」

説明はいりませんね。 私は家に帰って扉を開けて妻を見つけると「ただいま」の前にこの言葉をいいます。

その時の妻から返ってくる言葉は決まっています。

「おい、こら38歳。」

自分の言ったことと、自分の行動を人間は一致させようとするので、これからも言葉を大切に生きていこうと思います。