私も妻も共働きのため娘を学童保育に預けています。1年生の時から預けているためもうすぐ丸2年ほどになります。2年もたつと顔見知りの子供もかなり増えてきます。
その日は私が仕事が早く終わったため子供を学童まで迎えに行きました。
娘が2階で漫画を見ているとの事でしたので、階段を登ろうとした所、娘の友達に話しかけられました。
「ねーねー。」
見ると娘の友達の同級生の女の子です。以前学童にボランティアで学童の子供と遊ぶイベントがあり、参加した時に遊んだあーちゃんという名前の女の子です。
「今日はお父さんがお迎えなん?」
「そうなんよ、仕事が早く終わったんよ。」
「この前小学校きてたよね、私見たよー。」
娘が喘息もちのため、朝病院に連れていき教室の前まで連れていった事が2~3日前にありました。
「そうなんよ、喘息もってるから病院に連れて行ってたんよ。」
「喘息って?」等、他愛もない話を続けていました。
あーちゃんは丁度外に遊びに行く途中だったらしく一緒に外に出ようとした友達が何度もあーちゃんを呼んでいましたがずっと私に話かけてくれました。
「じゃあまたねー。」と最後にとても笑顔で挨拶をしてあーちゃんは外にでていきました。
話しかけてくれた事が嬉しくて私は帰りの車の中で娘に今日の出来事を話しました。
その話を聞いた娘は不思議そうな顔をしていました。
「どうしたん?」と私が聞いたところ娘は言いました。
「何でこんな男に興味があるんやろ」
危ない所でした、多分飛行石を持っていたら私は「バルス」を唱えていた所でした。
飛行石持ってなくて良かったー。