霜降り明星の粗品

先日、普段いつもご機嫌な娘が学校から仏頂面で帰ってきました。

昨今いじめの問題なども多いため私は少し心配になり娘に聞いてみました。

「どうしたん、何かあったん?」

「私は怒っとるんよ。今日同級生がな授業中に『アジの味はいかが?』って冗談を言ったら皆が大笑いしたんよ。 先生も大笑いしてその子にお笑いの世界に行ったらとか言ったんよ。そんなんオーディション行ったらすぐ落とされるよ。」

「 アジの味はいかが?なんて子供の浅知恵よ!」

娘は同級生のお笑いのセンスに怒りを覚えたようです。さらに娘の怒りは止まりません。

「ひょっこりはんも全然面白くないし、何であんなのがテレビに出とるんよ。」

「 私の下腹の方がひょっこりはんよ!」

私の下腹ひょっこりはんには、さすがに私も笑っていました。

「そのセリフ面白いな、センスあるやん。」

私の その言葉を聞いて娘は言いました。

「でも私はお笑いにはいかんよ。私は声優になる、声優になって漁師と結婚するんよ。」

声優になる事も漁師もと結婚する事も私はその時に初めて聞きました。

どちらかと言えば漁師と結婚するに引っ掛かりを覚えました。

「まあいいんやけど、何で漁師と結婚するん?」

娘は知った風な口調で私にいいました。

「だって余った魚をいっぱいもらえるし。」

私が霜降り明星の粗品だったら大きな声でこう言ったと思います。

「子供の浅知恵!」

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