クルーズ

今年はコロナの影響で夏なのにほとんど出かけていません。

先日妻から岡山の牛窓という地域でほんの1時間程ですが遊覧船で瀬戸内のクルーズができるので家族で行かないかと誘われました。

牛窓は我が家から車で40分程度の所にあり、日本のエーゲ海と自称している地域です。

多分どこにも許可は取らずに名乗っていると思われます。

妻も一緒に行くという事に少し躊躇いを覚えましたがせめて夏に1つは思い出を作りたいと思い渋々行く事にしました。

クルーズが16時からあり、どうやら先着順でしか乗れないらしく2時間前に出発しました。

家を出るまえは晴れていましたが車に乗り込むと、いきなり空に雲がかかり雨が降り出しました。

牛窓に向けて車を走らせました、雨ですが少しでも雰囲気を明るくしたいと思い私は歌を口ずさむ事にしました。

「パプリーカ・・・」

「パパ癖が凄いよ。」

娘が好きなNHK2020応援ソング「パプリカ」をワンフレーズ歌っただけで娘からダメ出しが飛んできました。

私は歌が下手ですが納得できません。

「待て待て、ちょっと本気で歌うわ。パプリーカ・・」

「いやいや、酷いよ。」

娘の酷評が続きます、私ばかり非難されるのは納得ができません。

「俺が下手なのはわかった、じゃああんたが歌ってみてや。」

「わかった、じゃあ歌うよ。パフリーカ花がさいーたらー・・・・」

音程が全く合っていません、ドがつく下手さです。

「あんたも下手やな。」

「学校で歌のテストがあったんやけど私だけ合格できんかったんよ。最後の最後に先生が『今回だけ特別だからね。』って合格させてもらったんよ。」

そんな程度の女に歌を判断され腑に落ちない状態でいる私に妻が声を掛けてきました。

「2人とも歌わんで。気分が悪くなってきた。」

妻は私と娘の歌を貶してきましたが、妻の歌をあまり聴いた事はありません。

「わかった、もう歌わんけど最後にあんたも歌ってみてや。」

「えー嫌よ。」

「いいから一回だけでいいから。」

妻はかなり嫌がっていましたが渋々歌いだしました。

「パフリーカ花がさいーたらー・・・・」

「やめろーーーー!」

あまりの下手さに我を忘れ怒鳴ってしまいました。

私が音痴で音痴が妻で娘が歌に嫌われているようです。

家族3人で傷つけあった1日でした、いい夏の思い出ができました。

ちなみにクルーズは雨で中止になりました。

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