私が日勤の日は家を8時前に出ます、娘が学校の日は娘が7時30分頃に出るため私より先に家を出ます。
現在コロナの影響で学校が休みになっているため娘はいつも私を見送ってくれます。
私は家を出る前に娘を抱きしめ「行ってきます。」と告げます。
その後娘は私にこう言います。
「行ってこい、そして強くなって帰ってこい。」
娘は私が毎日武者修行の旅に行っているとでも思っているんでしょうか?
娘の言葉はさて置いて私は仕事に向かいます。
仕事が早く終わる日は18時30分には家に着きます。
家に帰ると妻は居間に体育座りでコーヒーを飲んでいます、お帰りの言葉もなくネットサーフィンをしています。
「家に帰ったら『お帰り』位ないん?昔はもっと愛情を持って接してくれたやろ。」
私の言葉を聞き瞬時に妻は言葉を返します。
「そっくりそのまま返すわ。」
最近の妻のお気に入りのフレーズです。
夫を敬わない妻を教育しようと思い私は最近本で見た名言を伝えました。
「いいか、お前が悪いと指さした手のうちの3本の指は自分を向いて・・・」
「そっくり、そのまま返すわ!」
このように毎日必ず一悶着おきます。
その後、家族で食事をし娘と風呂に入り娘と一緒に寝室に入ります。
娘からその日起きた出来事を聞きながら一緒に寝ます。
「今日ね、お母さんと買い物に行った時につまずいてこけたんよ。」
オチも何もない話ですが娘の話なので耳を傾けます。
「1日5回もこけたんよ。」
「何でそんなにこけるん?」
「私は前だけ見て歩いてるんよ、こけたらまた立ち上がればいいんよ。」
娘の名言風な意味ない話を聞きながら私は眠りにつきます。
最近の一日の流れは大体こんな感じです。
幸せな毎日です・・・と思いこむのに必死な毎日です。