キャバクラ

2~3年前の出来事です。当時私はちょくちょくキャバクラに行っていました。

今はあまり行っていません。そうです、理由としては妻と娘に申し訳ないからではなく、最近あまりお金に余裕がなくなったからです。 お金に余裕ができたら今晩でも行こうと思います。今から昼キャバに行きたい位です。

話を戻します。2~3年前に友達3人とキャバクラに行きました。そこは1時間5000円のキャバクラで値段は安いのですが30人位は余裕で入れる位、店内も広く内装も綺麗な店でした。平日の19時頃に行ったため、ほとんどお客さんもいませんでした。そのため私たちが席に着くと全員の隣に女の子がつきました。

私の右隣に座ったのが20歳くらいの茶髪の可愛い娘でした。左側は25歳位の少しぽっちゃりした娘でした。顔はまあ普通位でしょうか。

2人にドリンクを勧めて話し始めました。(もちろん私は不細工には酒は飲ませませんが今回は両隣ともセーフでした。) 私の軽妙なトークで話も盛り上がり、自然と恋話になっていきました。

「恋愛って難しいですよね。」

右隣の可愛い娘が私に言いました。 ここは恋愛マスターの私が解決してあげないといけません。

「恋と愛の違いがわかってないと難しいかもね。」 

「わからないですね、恋って何ですか?」 その娘が質問してきました。

ここはまずは笑いをとって話にテンポをつけないといけません。 とっておきのネタを放り込むチャンスです、私は満を持して言いました。

「恋なんてエゴとエゴのシーソーゲームよ。」

笑いの大爆発が起こると思い、待ち構えているとその娘が不思議そうに言いました。

「エゴって何ですか?」

私は顔が真っ赤になってしまいました。 ここはボケを潰されたのをばれない様に説明しないといけません。

「エゴってのは自我とか自尊心とかいう意味で・・」 私が説明している途中で左側の普通位の顔の娘が、そんな私の気持ちも知らず、その娘に言いました。

「ミスチルの歌の歌詞よ。」

それを聞き、その娘は軽蔑しような目で私を見てきました。

「えー、パクったんですか。」

それから帰るまでの残りの時間私は濃い酒をひたすら飲みました。

家に帰った私は寝ている娘をきつく抱きしめ、パパは仕事頑張るからと心に誓った夜でした。

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